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ドイツの朝ごはん

ドイツの朝ごはんって品数が多くてとても素敵だと思います。ドイツの朝ごはんの習慣についてまとめてみました。

朝ごはんに時間をかけるドイツ

ドイツ人は朝ごはんに時間をかける傾向があります。イタリアやフランスでは朝は簡単に済ませて昼や夜にしっかりと食べるようですが、ドイツは朝にしっかり食べ、昼や夜は簡単に済ませます。ノルウェーの友達曰く、ノルウェーも朝ごはんはしっかり食べるらしく、北に行くほど朝ごはんを重視する傾向があるのかもしれません。

ミューズリ

とはいっても、平日は忙しいのでさっと済ませます。ミューズリ(das Müsliオート麦のフレークにドライフルーツやナッツを混ぜたもの, Haferflockenオート麦のフレーク)を食べる人が多い気がします。ミューズリはチョコやドライフルーツやナッツやコーンフレークと混ざったもの等様々な種類が売られています。Haferflockenは味がついていない、オート麦だけのものです。どちらも牛乳やお湯にふやかして食べます。ヨーグルトと混ぜることもあります。経験上、朝にお湯でふやかして食べている人が多かったです。

私は朝に準備するとなかなかオート麦がふやけてくれないので、夜に牛乳か豆乳と混ぜ、冷蔵庫に冷やしておきます。そして朝に冬なら電子レンジで少し温めて食べます。ミューズリは甘すぎることがあるので、Haferflockenに少しはちみつとシナモンを混ぜて食べています。

休日のはゆっくり家族で朝ごはん

休日は家族で揃って朝から食卓を囲むのが伝統的なようです(最近は家族の形態も様々なので、そうとは限らないと思いますが)。朝は、焼き立てのパンをパン屋さんに買いに行きます(一日経つと味が落ちるので)。テーブルの上に籠に盛った焼き立てパン、バター、サラミとチーズとジャムを数種類、果物、簡単につまめるトマトのような野菜、時によってはスモークサーモン等を所狭しと並べます。一人ひとりの席の前にはFrühstuckblattと呼ばれる木の板(小さなまな板みたいなもの)とナイフを並べ、テーブルから好きにとって食べます。飲み物は果物のジュースやコーヒー、紅茶です。みんな自分のナイフを使ってパンを切り、バターやジャム、サラミなどを取りますし、同じナイフをバターナイフとしても使います。ジャムやチーズにカビ生えないのかな~、と思いますが…。

補足:ドイツ流パンの切り方

パンの切り方が日本とは少し違うかもしれません。
ナイフを使ってパンを横にスライスします(下の写真)。そうしてパンを二等分して、バターを塗り、ジャム又はサラミ又はチーズなどを載せて食べます。

ドイツ人とコーヒー

ドイツ人はコーヒーをよく消費する国民らしいです。確かに街に行けばごみ箱にテイクアウトの紙コップがあふれています。ドイツのコーヒーは少し薄めで、牛乳を入れてMilchkaffee(ミルヒカフェー。カフェオレ?に当たるのかな?)にして飲みます。Milchkafeeはカフェラテと違い、エスプレッソとミルクではないのでご注意を。個人的にはMilchkafeeはコーヒーの味が薄いのであまり飲みません。友達曰く、ドイツのコーヒー豆の焙煎はイタリアと比べてマイルドらしい。

そしてコーヒーメーカー普及率が高いです。(フランスでも多かった。学生の一人暮らしでは持っていない人ももちろん多い)。

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