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ドイツの大学の学期中の過ごし方~時間割の実例も紹介

実際の大学の時間割と、学期中の様子についてです。

実際の時間割

これは入学してから2学期目の時の実際の時間割です。思い出して書いてみましたが、もう1コマ社会学のゼミがあったかもしれません。水曜日は必須科目が4つも重なっていて辛かったですね…。

日本の大学と比べてどうなんでしょうか?空き時間はいっぱいあります。入学するときのオリエンテーションである教授が言っていました。「大学生は信じられないくらい時間があるんだから、この間にしっかりと勉強すれば自然と結果も就職もついてくる。」と。

空き時間には基本的に講義の予習復習、ゼミの課題文献を読んだり、ゼミでプレゼンが当たっていたりするとその準備をしたり、論文の課題があったら論文を書いたりします。

大学の授業は(私が通っていた日本の大学と比べると)専門的でテストも勉強しないと合格できないですが、時間がない!ということはないと思います。私はドイツ人学生に比べると理解するのに時間がかかるし、文献を読むのもものすごく遅いし、いつも疲れていてわりと追い詰められていましたが、それでもなんとかなりました(笑)

英語は卒業要件で、私は英語力を証明できる書類がなかったので授業をとる必要があったのですが、ドイツ語コースに通うのは個人の自由なので、この語学の授業4つを除く週休3日の上に水曜日以外は昼で終わってしまいます。

たまにビデオを撮影してインターネットに公開されている講義もあるので、そういう講義は出席しない生徒も多く、さらに時間ができます。(これは注意!家で見れるからといってさぼっているとテスト前にひどい目にあう、というか遭いました笑)

学期中の過ごし方など

バイト

ドイツ人の友達やドイツ語が堪能な(だいたいEU内の)留学生はみんなバイトしていました。日本人の知り合いも3学期か4学期目からはどんどんバイトしていたので、バイトしたい人はその時間も捻出できます。

他の講義など

この空いた時間に他の興味のある分野の講義や他の語学コースをとって勉強している人も多いです。私もこの2学期目の後は空いた時間でフランス語を勉強しました。

講義は定員制で事前申し込みが必要なものだとその分野以外の学生が聴講するのは難しいかもしれないですが、大体の講義は聴講生にも広く門戸が開かれていますので、聴きに行くだけなら大抵いけます。講義はその分野の導入であることが多い(その後少人数制のゼミとかになっていく)ので、その分野の事前知識がなくても基礎から学べます。なかなか社会人になってしまうと専門家の話を聞く機会ってなくなってしまうと思います。大学で学び直していて、とても贅沢な環境だな~、と感じます。

語学コース

大学でとてもお得だと思うのは、学期中に開講されている語学コースが無料だということです!!!レベル別に開講されているので、初心者から学べます。ただし、英語コース以外はドイツ語で開講されますが…。

大学にはドイツ語も会話、作文、プレゼンといったスキルに特化したものから総合的なコースまで幅広く開講されているのでとても助かりました。他の留学生とも知り合えますし。私が通っている大学は語学コースがものすごく豊富なのですが、これは大学によるのかもしれません。

おまけ:友達作りのヒント

ちなみに、ドイツ語と英語以外の語学コースはドイツ人と知り合うチャンスです!私もフランス語講座で友達を作りました。なにより、みんなわざわざ外国語を勉強していることもあって、外国文化に関心がある人が多くて話が弾みやすいです。

なぜ英語以外なのかというと、英語は外国語として学んでいる、というより必要に迫られて授業をとっている人が多いので、外国に興味があるからという理由で学んでいる人は多くない(そもそもドイツの大学生はみんな英語できる)し、友達同士で受講している人が多いからです。とはいっても友達を見つけられる可能性がないわけではないと思います。

PCコース

大学には計算機センターがあり、各種PCコースを学生には1コース12€~40€くらいで格安に提供してくれています。1日か2日のコースで、エクセルやワード、アクセスなどのOffice系やPhotoshopやWordpressの使い方もあります。このブログを作るときにはWordpressのコースにお世話になりました。

大学スポーツ

大学はスポーツまで提供していて、これも1学期当たり1コース15€ほどと格安で、バスケやバレーなどのメジャーなスポーツから空手や格闘技、ジムの利用まで様々なコースがあります。初心者向け、経験者向けなどがあるので興味があるものを始めることもできます。毎回申し込みの日に人気のコースは埋まってしまうくらい、みんな利用してます。

ということで、大学の授業と学期中の過ごし方についてでした!

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