滞在許可証Aufenthaltstitelの申請についてです。
「(ビザなどを)申請する」はbeantragenといいます。ちなみに「申し込む」はAnmeldenです。
必要なもの
- パスポート(Reisepass 注意!!当然ながら、パスポートの有効期限までしか滞在許可は下りません!いくら銀行口座にお金を入れていても…)
- 保険証(Versicherungskarte)
- 銀行口座の残高証(十分な残高が必要。一カ月720ユーロ分のSperrkontoの契約が必要。一カ月に720ユーロとして、口座にある合計÷720ユーロで計算される期間も考慮されて滞在許可証の有効期限が決まる)
- 賃貸契約書(Mietvertrag)
- 学籍登録証(Immatrikulationsbescheinigung)
- 写真(Foto 三カ月以内)
- 新規申請の場合100ユーロ(更新の場合もお金はかかります。)
窓口
申し込むところは、郡の外国人局(Ausländeramt)です。事前に開館時間を調べて、時間に余裕をもって行くことをお勧めします。大きな都市だと、混んでいてその日に受け付けてもらえないかもしれません。(今は田舎に住んでいるのでいいですが、大都市だと1時間以上待つこともあります)
外国人局に行ったらAusländer…と書いてあるところに行き、受付証発行のボタンを押し、番号が書かれた紙を取ります。この番号の人はここに行ってください、というような表示板があると思いますので、それに従います。
番号が呼ばれたら、係の人に書類を見せます。そうすると、新しく申請する用又は更新用(Verlängerung)の書類に記入するように言われると思います。必要書類は原本を持っていけば、必要なものは向こうでコピーしてくれます(多分。担当者次第かも)。書類に記入が終われば、両人差し指の指紋をとられます。
そして、滞在許可証が発行されたお知らせをeMailまたは郵便(per Post)のどちらで受け取りたいか聞かれます。そのお知らせを受け取ってから、滞在許可証を外人局に取りに来ます(Abholen)。申請費用の支払いは、その場で、又は取りに来るときにかどちらかを選べます。
重要:Sperrkontoの証明書
滞在許可証の申請で注意することは、銀行口座です。Sperrkontoの証明書を要求されます。Sperrkontoというのは、〇年〇月まで、月に○○ユーロしか引き出せません、と銀行と契約することです。これによって、外人局は滞在費用があるとみなします。ドイツでの生活費は一カ月720ユーロと計算されているよう(*2017年8月の情報)で、この金額で、滞在終了月までの契約でSperrkontoを作る必要があります。この契約をするのに50ユーロ、変更するのにも50ユーロ必要なので、契約するだけでも馬鹿になりません。大学が長引いたりしたら、また変更が必要です。ある程度先を予想して契約しておくことが必要です。Sperrkontoが契約できない銀行ももしかしたらあるかもしれません。私はDeutsche Bankで口座を作りました。
また、口座にお金が少ないと、短い期間の滞在許可しか下りず、更新のたびにお金も手間もかかります。ある程度まとまったお金を口座に用意した状態で滞在許可証を申請することをおすすめします。
コメント
[…] 滞在許可証申請 […]
[…] 滞在ビザ申請 […]