大学生の服装、フランス編です。
ドイツ編はこちら。
フランス人大学生の服装
フランスでは、全体的にドイツよりおしゃれな感じでした(それでも日本よりはシンプルな感じ)。まず、アウトドアみたいな恰好をしている人が少ない(笑)気候的にはあまり変わらないストラスブールなのに。交換留学先がグランエコールだったので、割と裕福な家庭出身の生徒が多いというのも背景にあるのかも。ちなみに、フランス人はドイツ人に対して一般的に「ファッションを気にかけない(=ダサい)」というイメージを持っているようです。(もちろんジョークです!大っぴらには言いませんよ~!)
男子学生のファッション
男子は基本的にはジーパンにTシャツ、トレーナーやセーターにジャケット、というスタイルで、靴もスニーカーです。しかし!フランスでは、Tシャツではなくシャツを着てシュッとした格好の人をよく見かけました。たまにスーツに帽子(紳士っぽいやつ)の人もいました。靴も革靴だったりブーツだったり、コートもロングコートだったりと、ドイツよりもフォーマルな恰好をした学生が多かった印象です。
女子学生のファッション
女子はスカートやワンピースを着ている子もよく見かけました。基本的にジーパンにTシャツ、セーター、トレーナーで大丈夫だと思いますが、Tシャツというよりカットソーっぽいもの(違いはよくわからないけどなんとなく!)を着ている子が多かった印象です。靴はスニーカーやブーツ。ヒールのある靴を履いている人は街では見かけましたが、学生ではあまりいなかったです。コートはあまり印象に残ってないので、日本のような、ウールっぽいコートが一般的なんだと思います。
鞄
リュックサックもいるけど、トートバックとかビジネスバックっぽい人の方が多かったです。全体的にかっちりしている印象。交換留学生はリュックが多かったので、フランスの大学生が少しフォーマルな服装をする傾向にあるのかもしれません。
私がフランスの恐れていた理由
私はフランスに交換留学に来る前、どんな格好をしていったらいいかとっても不安でした。なんせ、ファッションの国フランス。それに対して私は日本に戻ると親に心配されるくらいの、しかもドイツでさらに磨きがかかったファッションセンス…。
さらに、ドイツでフランスに交換留学をする人向けのセミナーがあり、そこでフランス人の講師から
「フランスでは絶対にドイツの大学みたいな簡単な格好をしていってはだめよ!短パンにビーサンとかありえない!バカンスじゃないんだから!!!」
とお説教(?)があり…(笑)確かに、ドイツでは日常生活でTPOとかあまり気にしないかも…。ただ、アウトドアにはみんな完璧な装備で来る感じ。
補足
あからさまにブランドと分かるものを身に着けている人は街中でも少なかったので、ブランド物を身に着けていると浮くかもしれません。治安の面でもフランスだと少し危ないかもしれません。
あとは、可愛いブランドは日本にすでに進出していたりするけど、フランスでは日本人好みの服が買えると思います(ただ、ちょっと高い)。冬と夏のセールはかなりお値打ちに可愛い服や小物を買うことができるのでおすすめです!
結局フランスでもあんまり心配することはなかったけど、ドイツではほぼ出番がなかったスカートやワンピースを良く着たし、靴もスニーカーではなくてショートブーツを(わざわざ!)買ってはいていました。ドイツに3年以上住んでいて買ったものはセーター1着、ズボン1着、Tシャツ1枚、ビルケンシュトック、サンダル、ブーツをそれぞれ1足ずつなのに対して、フランスでは10カ月しかいなかったのにワンピース2着、スカート1着、セーター3着、パンプス1足、ショートブーツ1足も買ってしまいました…!それだけおしゃれ心を刺激される環境なのだと思います。ドイツにいると食料品以外に購買意欲が刺激されません…(笑)
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